半陶半茶繁盛記

今日は窯焚き、明日は茶会、、、

2013年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2013年09月

| PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

茶の湯と現代アート つづき

茶の湯には長い歴史があり、その価値観、技術、美意識をふまえて自分はどう生きるかなんだと思うのです。

長年にわたって受け継いできた伝統、伝来の茶道具、贅を凝らした茶室、潤沢な資金
お茶の世界で持てる者が果たすべき役割と影響力は大きなものがあります。
その最たるものがお家元でしょうね。

「名品など無くてもよいお茶はできる」という人もいるけれど、
伝来の井戸茶碗を所持していない人には井戸茶碗のことは一生わからない、これもホントだと思う。

でも私のような持たざるものだからできるお役もある。
保守的な茶の世界から一歩、二歩出てみる。
複雑な茶の美意識をひとつひとつ考えてみる。

そんなことから、もう一度現代アートの世界に片足突っ込んでみたのです。

みなとメディアミュージアムの出展作家は若い方、歳で言えば私の子供くらいの皆さんも多いです。
ひとつひとつの作品を見ていると、展示の手法や製作技術は発展途上のものもありますが、創作に対する強い想いはひしひしと伝わってきます。
現在、美大等に在学中の方も多いですから、この若い時期に作家として大きく成長するのでしょう。
私もつられて初心に帰り、自分の活動の原点を見直すきっかけとなりました。
おじさんも負けてられないよ。


DSCF7750.jpg
阿字ヶ浦駅
駅名の看板は過去のみなとメディアミュージアムでの作品だったものが、常設となったものだそうです。
各駅で地元のモチーフをユニークな文字にデザインしています。
現在みなとメディアミュージアムのアートディレクターを務められている小佐原孝幸さんの作品です。

  
スポンサーサイト

| みなとメディアミュージアム | 12:39 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

MMM2013 茶の湯と現代アート

みなとメディアミュージアムもあと4日で閉幕。
最終日の31日にも最後の茶会ワークショップを13:00~16:00に開催します。

私は陶芸と茶の湯を生業としているわけですが、どんな仕事をするときにも「茶の湯」か「伝統文化」をベースに考えるようになってきています。
みなとメディアミュージアムでの作品もタイトルが「茶室 竹遷庵」ですから、当然茶の湯の美意識から作品作りをしています。

茶の湯と現代アート、その距離は遠いように思えますよね。
でも私の中ではそうでもないんです。

30代の頃、陶芸でいろいろなものを作っていたのですが、笠間の陶芸家を中心にした造形的な作品を制作するグループにも参加していました。
当時は土を素材にした作品が多かったですが、茶の湯をテーマにした作品も制作したりしました。
現代アートの展覧会もよく見ていましたし、仕事の方向としてそちらのほうを向いていたかもしれません。

ある時思ってしまったのです。
「これ茶の湯の世界でやっちゃってるなあ」
お茶の稽古を始めて10年くらいの時と思います。
現代美術といわれているものの手法やコンセプト、様々な解釈、
数百年積み重ねられた茶の湯の試行錯誤の中に当てはまるモノが多くあるとそのときの自分は感じたのです。
当時よりも茶の湯に関する知見は大幅に増えたけど、いまでもその考えはそれほど変わっていません。

現代アートってなんだろうって考えると、狭義には「美大出てる人がやってる」とか「美術館で展示されてる」とか「芸術っぽく説明できてる」なんてことくらいしか浮かんでこなくて、
でもそれ以外でも表現している人は沢山いるわけで、もうそんな境界はないんでしょうな。

今最も注目しているアートプロジェクトといえば・・・
やっぱり「ふなっしー」かな?



2013_08_12_奥田様_08
茶室 竹遷庵 外側です
海の町 阿字ヶ浦、よしずを張って涼しげに

| みなとメディアミュージアム | 09:49 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

ショック! 茶花採取地が・・・

猛暑のピークもすぎたようで、ようやく少し涼しくなってきました。
秋の花も多く採れるようになりました。

DSC_0027.jpg

と思ったら、多くの茶花を採ってきた場所で木が伐採され、なにやら工事をする様子。
ここでそろそろノアズキが咲く頃だったのに・・・
今年は他にも2箇所ほど道路ができたり、造成したりで、私の茶花採取地が消えていきました。
他人の土地ですからしょうがないけれど、残念です。

あと、除草剤で一気にやられてるところもありました。
不意打ちの草刈も怖いんだよね。



SANY0068 (2)
水戸の教室の花
白山菊、金水引、釣鐘人参、藪蘭、矢羽根

| 茶の眼 | 09:25 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

稽古日誌 葛の花

今日の稽古の花、葛です。
夏になると蔓延ってすごい繁殖力ですよね。
茨城の自宅あたりは花も終わりかけというところです。
葛は季節になるとそこらじゅうに沢山ありますが、つる性ですから複雑に絡まっていたりするし、
葉も花も大きすぎると思うので、いつも小ぶりなのを探しています。


SANY0034.jpg
今日は見つけましたよ、小さいの。
花も咲き始めでよろしいね。咲きすぎると花ガラが汚くなるし、格好も良くないので。


SANY0037.jpg
茶箱 雪点前

今月の稽古は茶箱の点前いろいろでした。


| 稽古日誌 | 09:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

MMM2013 巡ってみました

今日は一日かけて、みなとメディアミュージアムの会場を巡って皆さんの作品を観てきました。
私の作品の設置場所は那珂湊から離れているので、他の作家さんの作品はなかなか観られませんでした。
いくつかご紹介します。

SANY0004.jpg
工藤理瑛さん
吊り下げられた多数の樹脂片が、人が座席に座っているように見えます


SANY0006.jpg
マスダユタカさん
町の写真が飛び出す絵本になっています。
知ってる街があったら楽しいでしょうね


SANY0009.jpg
中村やすさん
2枚の那珂湊の空の写真、縦にパノラマになっていて空の大きさが感じられます
色の対比がきれいです


SANY0010.jpg
工藤湖太郎さん
巨大なマンモスの骨、
非常に緊張感のある立ち方をしていますが、乾湿漆で作られていて軽いので可能な設置のようです
作家さんが近くにいたので少しお話できました。


SANY0015.jpg
田中亮平さん
古いガレージの壁に葉っぱがひらひら
葉を重ねて壁を白くスプレーしたようで、ゆらめく葉の影が見え隠れしているよう


SANY0017.jpg
山下由貴さん
那珂湊のヒト、モノ、コト、モノクロ写真で埋め尽くされています
まちの時間も空間もここにすべてが吸い寄せられてきたみたい


他にもいろいろ意欲的な作品がありました。
若い作家たちが試行錯誤しながら制作に向き合っているのは嬉しくなりますね。
おじさんもがんばるよ

駅構内の作品は全部見られませんでした。
また後で来ます。



SANY0022 (2)
歩いている途中でみた黒いトタン壁に看板、ちょっとかっこいいなと思って・・・
赤鳩印のトタンをよろしく


| みなとメディアミュージアム | 23:37 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

日本工芸会東日本支部茨城研究会会員による工芸秀作展

kougeitenndm.jpg

本日より始まりました。
私も出品しています。


日本工芸会東日本支部茨城研究会会員による工芸秀作展

日時 2013年 8月20日(火)~9月1日(日)
   10:00~17:00

会場 笠間工芸の丘クラフトギャラリーⅡ


詳しくはこちらで
笠間工芸の丘HP 
 

| お知らせ | 16:31 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

8月 茶陶研究会 高麗茶碗7 「堅手、金海、御所丸」のお知らせ

今月の茶陶研究会は「堅手、金海、御所丸」をテーマにお話します。

講座の前には季節の掛物とお花で一服差し上げております。

以降のテーマについてはこよみや下記HPでご案内しておりますのでご覧ください。

************************
茶道鳳門 和文化教養講座 茶陶研究会

「堅手、金海、御所丸」 

8月24日(土)
10:30~12:30

講師:奥田冬門 (#968 葵)

場所:龍染庵  千葉県柏市柏1-1-11
           ファミリ柏5階
         (JR常磐線柏駅東口徒歩1分 丸井隣)
予約制とさせていただいておりますので、
ご希望日をお電話又はメールにてお知らせ下さい。
ご都合に合わせてその都度ご参加いただけます
下記HPにて日程、申し込み先などご案内しております。

http://www.wabunka.jp/
info@wabunka.jp
**********************

| 茶会 イベント | 15:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

MMM2013 阿字ヶ浦茶会ワークショップ

阿字ヶ浦に設置した茶室「竹遷庵」にて、茶会ワークショップを開催しています。
竹の茶室内で作家自らの点前でお抹茶を差し上げます。
一服しながら作品の解説をさせていただきます。
どなたでもお気軽にご参加ください。

*********************************************************
阿字ヶ浦茶会ワークショップ

日時 8月11日、12日、18日、25日、31日
   13:00~18:00
   31日は16:00まで

場所 ひたちなか海浜鉄道湊線 阿字ヶ浦駅

参加費 無料

*****************************************************


11日、12日に行われた茶会ワークショップの模様です

DSCF8022.jpg
海に遊びに来た皆さん

DSCF8054.jpg
地元の学童クラブの子供たち、先生と一緒に

DSCF8073.jpg
お世話になっているお茶人さんも応援に駆けつけてくれました


この機会にぜひ茶の湯体験を!




| みなとメディアミュージアム | 15:26 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

MMM2013 茶室の花

もう一度同じキャプションの写真で失礼します。

最後のほうで茶花との関連を語っています。

DSCF8091.jpg

会期中5日間にわたって「竹遷庵」にて茶会ワークショップを開催していますが、床の間に花がありません。
この作品では竹の壁自体が茶室における花と考えているからです。
茶室に活けられた花も切った瞬間から枯れて行く、竹遷庵のテーマである「無常」と有り様は一緒ですね。


利休七則といわれる教えに「花は野にあるように」という言葉があります。
ここから「野にあるようにさっと入れればいいんです」、「茶花は無心になってただ花を入れるだけ」、「上手に入れようなんて思ってはいけません」などと世のお茶の先生は指導するわけです。
習う側にとってはなんともあいまいでよくわかりません。
わからないまま入れてもさてさて・・・・

これは何の世界でも同じでしょうけれど、積み重ねた技術や思考のその先に、そこを超えたところに目指す場所があるんですよね。
茶花の作品集などの本を見ていると、入れる人でいれ方が違うのがわかります。
でもそれぞれに美しい。
修行時代には多く花を扱い、入れる技術を貪欲に学んだことと思われます。
そしてまたそこから離れて・・・なんか「十牛図」みたいですね。
私ももともと花は得意ではありませんでしたから、まだ技術を学ばないと。

ところで「花は野にあるように」
まず花の素性を知ることでしょうか。
我々は、自然の中から花を採ったり、庭に育てていたりするわけです。
咲く時期は、期間は
どんなところに生息してるか、日なた、日陰、水の近く、砂地
背が高い、低い
などなど

人間が一人ひとり違うのと同じです。
なのでわたしは花を人だと思ってその人となりを想像します。
そして最もその個性が引き出されるように活けたいものです。
他の花と組み合わせるのにも相性があるわけで、そんなのも人間と一緒。

今回の作品には竹を約500本使っていますが、竹林から色を見ながら選んで切り出し、乾燥させたり、汚れを洗い落としたり、多くの工程を経て材料としてます。
一本一本の竹を大切に扱い、処理をしていくことで竹の持つ素性、本質を感じることもあるわけです。
今回の作品に限らず、茶の湯では竹を多くの道具に使いますので、私は竹薮に分け入ることは日常でありますが、その営みの中で付き合い続けている竹を美しく表現したいということも茶室「竹遷庵」にこめた想いです。

というわけで、この茶室では茶室自体が花と同じ役割をしてくれているということなのです。

| みなとメディアミュージアム | 12:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

MMM2013 茨城新聞動画ニュース

みなとメディアミュージアムが茨城新聞の動画ニュースで紹介されました。
私の作品と茶会ワークショップもとりあげていただきました。
子供たちの笑顔がかわいらしいです。




| みなとメディアミュージアム | 12:08 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。